「黄金の人生設計」 榊原英資(2007年01月)
※ 現在は、企業にとって最も大切なものは、大資本、大設備では無く
優秀な人材(技術、知識、情報)である。
※ 今後、私達にとって大切な事は、いかに技術や知識を身に付けプロフェッショナルになっていくか。 プロとそうでない人の給与格差は、当然大きく拡大していく。格差社会になったとは言うが欧米企業はプロに対する報酬は特に高いく、日本は依然として低い。更に今後は、人材の流動化は益々高まっていく。
※ 資本主義から人本主義の時代への変化。
「産業資本主義」の終焉。大工場で廉価な労働力を使い、大量生産の時代は終わった
※ 20年間で、アメリカ企業の資産形態は「有形資産」(機械、設備、建物)から「無形資産」=「知識資産」(特許権、ブランド、データ・ベース)へ変わった。今後企業は、プロ集団として残り、余剰人員を更に削減していく。当然、横並びの仕事をしているサラリーマンの報酬は低下する時代が到来。そして、会社の規模の大きさから、小さくてもコア・コンピタンス(核となる競争能力)を確立した、他と差別化できる専門組織が強みを発揮する。
※ 日本の上場企業の社長の報酬は従業員平均の10倍。
アメリカのCEOは500倍と比べると、極端に平均化している事を知るべし。
※ 国際競争力とGLOBAL化
新生銀行の金融システム業務をインドの会社に業務委託することで費用を1/10に削減する事ができた。日本、アメリカの多くの会社が中国の会社にインターネット・ソフトをインドに委託。マニュアル化できるルーティンワーク業務はアウトソーシング可能な時代。アウトソーシング化の波は今後、企業経営には不可欠となる時代が到来した。日本がインドや中国と同じ事をしていれば、日本の製品価格も賃金も下がらざるを得ない。地球全体でみれば中国やインドなど発展途上国の人々が豊かになり、それはかって日本が辿った道でもある。今後はインド、中国等の台頭により、製品安が続きインフレにはなりにくい。
※ 日本の中高生は外国と比べ統計上、何事にもあまり「意欲」がない。
欧米社会では、子供が幼い頃からしつけと自立心を植え付けられる。
※ ただし、優秀な人材は高校卒で海外の大学へ留学する学生が増え、また、彼らは外国で仕事をする人たちが増える。
将来の日本人の家族収入について
※ エリート男性とエリート女性の結婚により、特に収入の高い世帯が増える。
一方で、特殊技術や資格を持たない一般人の収入は減少する。
2007年問題
※ 昭和22年〜26年の5年間に生まれた約1100万人(人口の1割)はお金と智恵と時間がある。この団塊世代の退職により、戦後日本社会のさまざまな仕組みが激変していく。企業が変わり、家族も変わっていく。日本型企業の特徴であった終身雇用、年功賃金、企業内組合などは崩壊し、
それを支えた「職縁社会」「核家族」も変化していく。従来の会社の寮や福祉施設は不要。
「職縁社会」から「趣味仲間」「知縁社会」へ・・・異業種交流勉強会など団塊世代はまだまだ働きたいという希望者も多い。退職後のベンチャー企業も増える。団塊世代シニア層と女性が、今後の日本を変革させていく。
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要約
世の中の確実な変化
世界の変化・・・人、物、金、情報が一体化してフラット化する社会が来る。
日本の変化・・・急速な少子高齢化が来る。団塊世代の大量退職による社会の変化。
1.GLOBAL化とスピードアップしていく世の中で、人と同じ仕事をしているだけでは賃金は上がらない。 これからは一人ひとりが、自分の特性と得意技を見極めプロフェッショナルになる事が大切です。企業にとって人の価値(プロフェッショナル)が金より大切になる。資本主義から人本主義の時代へ移行していく。
2.子供の教育については、出来るだけ早い時期に親元から自立するようにすべきです。
第一期「知的財産形成期」〜30歳
第二期「蓄積期」30〜60歳
第三期「円熟期」60歳〜 蓄えた資産運用で人生を楽しむ
団塊シニアによる資産運用が大切な課題になる。
また、退職後世代による、多くのスモールビジネスが出てくる。
如何でしたか。
何百ページの本もまとめてみればエキスは凝縮して、まとめる事が出来る物です。
ただ、大切な事は感動した文章を手帳に記入して、実行する努力です。
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