「2010年の日本」 野村総研(2007年06月)
変化の予兆
@ 資本の論理が強くなった。ライブドア−、村上ファンド問題等。
「会社は誰のものか?」 優秀な社員が離反すると経営は成り立たなくなるのである。
A インターネットの世界が益々、台頭し技術革新が進む。
B 新興企業と大企業の体質の違い。
大企業は官僚的になりやすく、変革期にはベンチャー企業がチャレンジしやすい時である。
※ フリーターは(10年で倍増)、ニート(約100万人)
※ 製造業、単純事務作業は中国とインドが確実に台頭する。(BRICsの台頭)
セカンド・ライフ(団塊自由人の第二の人生)の基本構造
1. 義務的労働から開放され「道楽的生き方」が可能になる。
2. 元気な間は働いて稼ぐ生き方・・・80%
(継続再雇用40%、契約社員等30%、起業家15%、その他15%)
3. 「社会還元的生き方」・・・社会奉仕等
※ 団塊世代のセカンド起業家が出て来る(15%)
資産運用・・・株式投資55%、外貨預金20%、投資信託30%
※ 団塊自由人によるマーケット変化
1. 旅行産業は観光産業から「人間関係産業」へ(誰と何処へ、何を目的に)として成長する。
2. 大人の学習者達が教育業界を革新する・・・成熟した大人の大学院へ
3. 短期求職市場が拡大する。
4. 個人投資市場が成長する(金融資産の60%は60歳以上の高齢者が持っている)
5. 中古、再生市場(リサイクル)が広がる。
6. リスク・マネージメント市場が成長する。
7. 既存の小売業は支持層が減りネット販売、ディスカウント、通販が増える。
8. 変化対応できない企業、金融機関や学校は淘汰される。
考える経営
※ 旭川市の旭山動物園は日本一の月間入園者が45万人。2位が上野動物園の22万人。
廃止寸前のこの動物園を、園長の智恵で動物の野生を引き出す面白さが受けた。
21世紀は、知的社会の競争時代に突入した。
知価社会での基本的な経済資源は知識であり、競争の資源力となる知識を生かす者が勝つ。
スイスの国際経済研究所によれば日本の語学教育は60か国中、最下位の60位。
※ 「パレートの法則」「80:20の法則」
※ 売上の80%は全体の2割の商品から生み出される。
※ 起業社会とは何か。・・・戦後60年間は「雇用社会」であった。
団塊の世代が大量に退職する2010年からは「起業社会である」
「雇用社会」・・・組織が人を活用する会社主義で働かされる。
「起業社会」人が主役で目的達成のために組織を活用する人間主義。
人は自らの自己実現にために働く。
※ 物の豊かさから「心」の豊かさを求める時代へ
(物は豊かになったが精神的に欠しい時代になった)
※ 団塊自由人の生き方
1. 道楽的生き方、2.稼ぐ生き方、3.社会還元的生き方
道楽、稼ぎ、社会還元を融合させた生き方「セカンドライフ・イノベイション」
が理想である。
起業後進国、日本
日本の経営者は企業家精神が希薄、新規事業へのチャレンジ精神が低い。(60か国中59位)
※ 変化への対応
大企業の体質は新しい事への取り組みや、市場変化への対応を遅らせる。
ベンチャーは既存の競争市場がない分、スピーディな対応が可能である。
(例)CDがないから、アップル社のiPodへの対応が早い。
旅行社ではJTB〜楽天検索へ 等
如何でしたか。
何百ページの本もまとめてみればエキスは凝縮して、まとめる事が出来る物です。
ただ、大切な事は感動した文章を手帳に記入して、実行する努力です。
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