「国家の品格」 藤原正彦(2007年08月)
8月号は藤原正彦著「国家の品格」です。
ベストセラーになった書籍で、多くの方が読まれたと思いますが、丁度、参議院選挙も終わり適切な時期かと思いました。
今回の選挙は、政治家も選挙民も総てが我欲に駆られて自分のことのみしか考えていないような気がします。そんな中で、この本にある「いざ」というときには国家、国民のために喜んで死ねる気概がある政治家が果たしているのか日本人の心を失ってしまった日本人が余にも多い事を残念に思います。(筒井)
※論理や合理性は重要だが、人間はそれだけではない。
共産主義(理想主義)も実力主義(資本主義)も論理の産物にしかすぎない。
※重要な事は押し付けよ。
本当に大切な事は親が子供の押さないうちに押し付けなければいけない.
(例)卑怯者は生きる価値がない。年長者に礼節を忘れるな。
日本の学校でイジメが多いのは、こうした武士道精神を忘れたからである。
最悪の人間は「情緒がなくて論理的な人」である。
※民主主義国家で、マスコミが発達すれば、行政はポピュリズムに流れるのは必然である。戦時中、日本も民主主義国家であった。 国民は永遠に成熟しないものである。
※国家には「真のエリート」が必要である。
「真のエリート」とは、
1.哲学、歴史芸術等々の教養を身につけていること。
2.「いざ」というときには国家、国民のために喜んで死ねる気概があること。
国民が国をリードする事はありえない。それなのに主権在民が金科玉条になっている。
※今や武士道精神が必要である。
武士道の美徳・・・「敗者への共感」「劣者への同情」「弱者への愛情」
武士道は「惻隠の情」「慈悲の心」を最も重視している。
※グローバリズム、能率・効率より、各国の文化や伝統の方が遥かに価値がある。
如何でしたか。
何百ページの本もまとめてみればエキスは凝縮して、まとめる事が出来る物です。
ただ、大切な事は感動した文章を手帳に記入して、実行する努力です。
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